久しぶりに髪を切りました。



コロナによる自粛ムードに合わせて

髪を切りたい気持ちを我慢しながら過ごしていました。



しかし、湿気とともにチュルチュル巻いていくモミアゲを見ながら


「そろそろ、限界だ…」


と感じたので、スマホで宮崎の理容室を検索してみました。

結果として、南宮崎駅から近い理容室に決めて予約を取りました。

なぜ、この理容室を選んだのか?

理由は2つあります。

1つ目はこのお店が他と比較して”値段が高かった”から。

ほとんどの店は新規割りでカット+パーマで8,000円以下だったのですが

このお店は約12,000円

つまり、おそらくなんらからの”理由”をつけて高めの単価設定でもやれているのでは?

と考えました。

2つ目の理由はHPをのぞくとスタッフ全員がスーツを着用していたから。

端的に言えば”雰囲気”なんですが、コレって結構目を引きます。

これらを総合して本能的

「ここは上手な集客とセールスの匂いがする…」

と感じたので、早速いってみました。

実際にいってみて気づいたこと

まず、駐車場にハマーが停まってました。

その時点である程度、客単価が高そうなのが想像できます。

中に入ってみると、男性、女性すべてのスタッフさんがスーツ姿。

内装も落ち着きつつも、高級感がある風にしてあります。

その後、カットと顔そりを受けてスッキリした後に会計を済ませました。

ちょっと以外だったのは”ポイントカード”や”会員カード”的なものを

一切、受け取ることなくそのまま会計が終了しました。

ん?だったらリピーター増殖の施策はどうしてるんだ?

と、考えたのですが…

このパターンだったら、1週間以内に”アレ”が届くはず…と予測して

このお店を後にしました。

翌日に届いた”アレ”

土曜日にカットしてもらい、日曜日に自宅にいると

早速”アレ”が届きました。

あなたは”アレ”ってなんだと思います??

マーケティングを勉強されたことのある方は予想がつくと思いますが…

答えは…”手紙(DM)”です。

しかも、今回の手紙はポイントが3つあります。

1.速達である

おそらくですが、初めて来店したすべての方に”速達”で送っている事が予測できます。

これを通じて伝えたいのは”あなたは特別である”という特別感ですね。

お店のことを覚えているうちに届くので、開封率も高いはずです。

さらに付随する効果は、こういった手紙を受け取ったことを友人に話したり

SNSで話題になったり、という可能性も出てきます。

2.お店について知ってもらうための手紙が入っている(封書である)

今回は封書で私個人宛なので

”なんの手紙だろう?”

と開けてみると、あいさつとお礼、そしてお店のモットーが書かれています。

ここでは1週間以内の切り直しも無料である事が書かれていました。

3.次回来店時用のクーポンがついている。

そして、次に来店した場合は20%オフでサービスを受けられるクーポンがついています。

これで2回目に来店する”理由”がお客さんにできるわけです。

実は店舗系の集客でキモになるのは2回目の来店を促すことなんです。



こうすることで、新規顧客をリピート客にステップアップすることができます。



ということで、私はまたこのお店に行くことを決めました(笑)



今回は店舗系の集客の話でしたが…

あなたはお客さんにリピートしてもらうためにどんなことをしていますか?

仮に何もしていなかったら、どんなことをやってみますか?

あなたのビジネスに合わせたやり方はたくさんありますよ。

本日はここまで。

あなたの事業に利益が今より残り、あなたの事業と人生がもっとよくなることを願って。

PS.
実は、この理容室で髪を切っているときに

高鍋の美容室で働いている姉から

「今日は余裕あるし髪切ってあげようかー?」

とLINEが来ていました。

「さすが、姉…。なぜか、気持ちを読み透かされている…」

とちょっとビビりました。

PPS.

なぜ、姉のところで切ってもらわないかというと…

以前、パーマをお願いしたら大阪のおばちゃんのような頭にされたトラウマのせい

ということは姉にも伝えていません…(笑)

こういった、お店を変えられた理由って

なかなか聞き出すのが難しいので、お客さんが急にリピートしなくなった場合は

注意が必要です。