とあるお客さんとお話していました

あんまり詳しく話すと特定されそうなので

ボヤかしますが…

実は先日セミナーに参加いただいた方と
たまたまお会いしたのでちょっとお話ししていました。


セミナーの時は”客単価アップ”系のお悩みを相談して

もらっていたので、考え方のコツやその方が値上げに

踏み切れる客観的な理由についてお伝えしていました。

セミナー後たった7日で起こった変化

そこで

”この前の客単価アップのお悩み、悩み深そうでしたけどその後どうです?”


と聞いてみたところ


「実は…もう値上げしてみたんです。」


「けど、誰からも文句言われませんでした。売れ行きも変わりません。」


「前にあんなに悩んでいたのはなんだったんでしょう…?」


すんなり値上げが成功してあっけにとられているようでした。


なので、私から


”だから言ったじゃないですか、Aさんは値上げしても大丈夫って 笑”


と笑いながら談笑していました。

値上げの最大の敵はあなた自身

値上げ系の話について様々なテクニックや考え方をお伝えすることはありますが、

たいていの場合

最大の敵は値上げを考えている本人のマインドの問題です。


結局はここを本人が腹落ちしないとどれだけ知識を集めても

決断ができません。


最大の敵は”私だった”はあるあるパターンです。

値上げのポイント2パターン

とはいえ、私もそのまま値段だけ上げろ!

という暴論を伝えているわけではありません

ここで値上げを考えるときの2パターンを簡単にお伝えします。

パターン1:
明らかに商品価格を低く見積もりすぎているパターン

人件費(かかっている手間ヒマ)

-原材料費

-販売コスト


などなど、総合的に勘案しても


これ利益ある?!みたいな値段で商品を売っている場合は

”あるべきに価値に価格を戻す”


という意味で単純に値上げを進めることがあります。


今回の事例でお話したパターンですね。


パターン2:
付加価値をあげて値段もあげる


私が通常お伝えするのはこのパターンです。


例えばダンベルを売っているとして


ダンベル+ダンベルを使ったダイエット動画


をつけて、付加価値をつけて値段をあげる。

というのは典型例ですね。


ダンベル+個別レッスンをつけてもよいですし


頭を柔軟にすれば付加価値をあげるポイントはたくさんあります。


ちなみに私の実践会では7つの視点で

付加価値アップ(単価アップ)は考えられるように

しています。


あなたは商品/サービスの値上げを考えたことはありますか?


考えても、知識をたくさん増やしてもできていないとすれば…


値上げの最大の敵は”あなた自身”かもしれませんよ。


本日はここまで。

あなたの事業に利益が今より残り、あなたの事業と人生がもっとよくなることを願って。

PS.

ちなみになぜ、そもそも値上げを考えるべきなのか?
についての説明は割愛しています。

この話を20年前にしていたら狂っていると
思われたかもしれませんが


今はけっこう受け入れてもらいやすくなったよな。

と感じています。

良品廉価は大企業にお任せして

小さな会社では小回りの良さも含めた付加価値アップで攻めましょう。

価格競争していては労力ばかり増えて精神削られます。