「人手を増やさずにあなたの事業に行列をつくり、売上をアップと利益向上させる」コンサルタント、リオタスラボの日向 将圀です。
本日の内容は、
あなたはどちらのビジネスがやりたいですか?
です。
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過去2年間の売上金額の全く同じA社とB社。
しかし、月ごとの売上推移は全く違います。
あなただったらどちらの企業の社長になりたいですか?
そこから紐解く
会社の売上を安定させなければならない
理由についての話です。
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売り上げ金額の全く同じA社とB社の違い
この画像は
2年間の売上金額が全く同じA社、B社の月別の売り上げ推移を表したものです。
突然の質問ですが、あなただったらどちらの会社の社長になりたいですか?
ちょっと考えてみてください。
…
(答えは決まりましたか?)
はい、それでは答えを当ててみましょう。
あなたは”B社”と答えたのではないでしょうか?
(外れていたらスイマセン)
ほとんどの方がB社と回答します。
それではなぜ、B社と回答するのでしょうか?
-A社は売上が乱高下するので資金繰りが大変そう
-忙しい時期とヒマな時の差が激しいので従業員がすぐ辞めそう
-毎月の売上が安定しないので、漠然とした不安にとらわれそう
-売上が急上昇した時に銀行からの借り入れをお願いするのイヤだな
-B社であれば、ある程度安定しながら売上アップをしているので事業に追加投資すべきタイミングも読みやすそう
などなど、A社を避けた方はそれぞれに理由を持ってB社を選ばれたと思います。
会社の収入と支出、安定しないのはどっち?
会社に入ってくるお金はたいてい、売上として入ってきますよね。
会社から出て行くお金はたいてい、固定費、変動費として従業員の給与や仕入れにかかった費用として出ていくと思います。
ほぼ、毎月固定で支出する固定費に加えて変動費は売上に関連して上下していきます。
それではどちらの収入と支出、安定しないのはどちらでしょうか?
この質問にはほとんどの会社の方が収入(売上)と回答されますね。
売上を安定させないと、社長の心はずっとザワついたまま
私が企業や事業主の売り上げアップをサポートするようになったのもここが一番の理由です。
ただし、私の本当の狙いは利益アップなので売り上げの安定上昇はあくまでファーストステップです。
ここを安定させておかないと、間違った判断をすることにもなりかねません。
私に降りかかった悲劇
利益にこだわる理由の一つとして、
前職で売上減を心配して、当時の社長が研修サービスの価格を期間限定で半額にしました。
その結果起こったことは…
・研修参加者は集まっても残る利益はいつもの半分以下
・半額期間終了後、「イヤだ!うちは常連なんだから永久半額にしろ!」という無茶なクレーム対応。
・以前、通常価格で参加していた企業からの無言の不満。
(あくまで、私の感覚ですが…)
などなど。
営業、運営、講義、研修参加後フォローアップ
を担当していた私からすれば
骨折り損のくたびれ儲け…
感が否めませんでした。
今、思い返せばもっと別のうまいやり方が複数浮かぶのですが、当時の私には期間限定半額がどんな問題を引き起こすのか?
を予測しきれていなかったことをいまだに悔やんでいます。
売上があっても、
利益が残らなければ、
会社や事業はジリ貧に追い込まれてしまう。
だからこそ、私の会社の社名を
会社や事業主の利益を足すための実験研究室
という意味を込めて、
リオタスラボ(利を足すラボ)と決めた経緯があります。
気がついたら、会社の由来の話になってしまいましたね。
本日はここまで。
あなたの事業に利益が今より残り、あなたの事業と人生がもっとよくなることを願って。
PS.
じゃあ、なぜ”実験研究室-ラボ”なのかについてはまた別の機会に。
これも、私の過去の苦い経験が元になっています。
PPS.
本日は土曜日ですが、クライアンのコンサル会社さんから
社内研修の依頼を受けたので2時間、しゃべり倒してきます。
テーマは”勉強会集客のススメ”です。