「人手を増やさずにあなたの事業に行列をつくり、売上をアップと利益向上させる」コンサルタント、リオタスラボの日向 将圀です。

本日の内容は、
「狩猟型営業 VS 農業型営業」です。

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忙しい方のために先に結論を述べると
営業をかける方法は狩猟型営業と農業型営業に分かれます。

そして、中小企業や人手が足りない企業ほど農業型営業が向いています。

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以前の私は重度のヘルニアに苦しみ本気で車椅子でしか移動できなくなるのではないかと絶望していました。

昔は重い営業カバンを引きずり何件ものお客さんを訪問し、「今、買う可能性のあるお客」と「そう遠くないうちに買う可能性のあるお客」を探す日々でした。

このような営業方法を狩猟型営業と呼んでいます。

狩猟型営業とは?

狩猟型営業の会社では


「今、買う可能性のあるお客」

「そう遠くないうちに買う可能性のあるお客」

を日々探しています。

マンモスを狩るためにキャンプをでてひたすら探していきます。

マンモスを狩って持ち帰る日もあれば、

運悪く苦労がムダになってしまう日もあります。

狩る腕も、個人の能力に頼らざるを得ません。

そのため、社長目線で狩猟型営業の会社をみれば

月ごとの売り上げにかなり大きなバラツキが出るため

常に資金繰りを心配する必要があります。

農業型営業とは?

読んで字のごとく、種をまき、栄養を与え、収穫のサイクルを繰り返します。

収穫量はどれだけの面積に、どれだけの種をまいたかである程度予測ができます。

あとは枯らさないための、栄養を与え続ける必要がありますね。

どれだけ売り上げられるかは、どんな種をまくかで決まります。

狩猟型と決定的に違うのは、

「事前に一定量の収穫の見込みがたてられる」

ところにポイントがあります。

それでは具体的に農業型営業とはなにか?

種がメールアドレス、住所、電話番号などコンタクトできる相手の数
になります。

栄養がお客との接触頻度を増やすこと。
(専門用語で言えば、ザイオンス効果を使います)

それぞれに、まいた種の何割が発芽するか?作物ごとに好む栄養はなにか?

とつきつめていくところにあります。

ちょっとまだまだ、とっつきにくい話かもしれませんが…

この例え話だけで、ピンときている方がいるとすればかなり鋭い方です。

私は、狩猟型営業で疲弊して腰砕けになったあと、農業型営業へ切り替えることができました。

農業といっても、特にたくさんの人手が必要なわけではありません。

今の時代は便利なもので、かなりの作業が人を介さずに自動処理できるようになりました。

また、幸いなことに働く場所も選ばなくなっています。

現に私はこの文章を出張先の上海にて書いています。

上海に居ながら、全体の8割の作業は進められるようにもなりました。

今回のメールの内容はちょっと抽象度が高いので、11月初旬を目処にこういった内容をまとめて伝えて、実践できるようにする勉強会を宮崎にて開く予定です。

その時には、またお知らせします。

興味がある方は楽しみにお待ちくださいね。

本日はここまで。

あなたの事業に利益が今より残り、あなたの事業と人生がもっとよくなることを願って。