働く時間を減らそうとしたことあります?

ある程度ビジネスが長くなってくると

-いい加減休みを取りたい…

-たまには遠出して旅行とか行きたい…

-流石にそろそろ人に一部の仕事を任せたい…



といった考えが頭をよぎることがあっても


”働く時間を減らすために具体的な行動をとっている”


という方はごく一握りです。


なにせ、毎日同じ繰り返しをしている方が

考える負荷も少ないですし、ラクですからね。


けど、そのままでは5〜10年後に後戻りできない状況になってしまいます。

「じゃあ働く時間を減らすためにナニすればいいのさ?」


という考え方をこれからお伝えします。

仕事と作業をわける

仕事と作業

という言葉、この2つを私は意識的に分けて使っています。

この似て非なる2つの言葉の意味を考えたことってありますか?

仕事と作業の違いはナニか?

私は

仕事=利益を生む行動

と定義しています。

一方で

作業=利益に直結しない行動

として理解しています。


もう少し具体的な例で違いをこれから紹介しますね。

仕事と作業の具体例

仕事の具体例:

-顧客へ商品/サービス開発のためのリサーチをする
-新商品や新しい商品の組み合わせを考える
-集客手法を考える
-チラシ(広告)を考える
-販売の仕組みを考える
-原価/販管費/人件費の現状確認と目標設定
-お客さんへのアポイントを取る
-本やセミナーで情報取集して、行動やものの見方を変える

など。

作業の具体例:

-見積書を作成する
-請求書を作成する
-契約書を作成する
-発注書を作成する
-記帳する

など。

補足)請求書作成は売上をや利益を請求するのに仕事にならないの?
→なりません。請求書はすでに確定した売上や利益を請求している
だけなのでその行動が利益を生むことにはつながってないためです。

仕事と作業を分けたあとにすること

-仕事は増やす
-作業は減らす

が基本です。

組織であれば作業は従業員へやってもらう。


空いた時間を使って、”仕事”に使える経営者の時間を増やす。


部下が育ってくれば徐々に一部の”仕事”も部下に移す。

という風に段階的に進めていくしかありません。



一人親方であっても基本は同じですが

人の採用や社保等がネックなのだとすれば

オンラインアシスタントに外注するという手も

現在は選べるようになりました。


実はウチでも”プロアシスタント”というサービスがあるので

これを利用してもらってお客さんの”仕事”と”作業”の割合を変えて

”仕事”に打ち込める時間を増やしてもらってからコンサルティングすることもあります。

働く時間を減らす第一歩は”作業”を減らすことから

そろそろまとめに入りますが

働く時間を減らしたい…
→じゃあ具体的にどうすれば?


ということになった場合は


あなた自身の”作業”を減らすことから考えてみてください。


意外なもので


ホントはやりたくない”作業”

自分が苦手としている”作業”


を別の人に任せてしまうようになると


-頭がスッキリする
-新しい施策や改善もやってみよう!と活力が出てくる
-仕事の獲得もうまく回り、売上も上がる


といったように


「それだけで?ウソでしょ?」


といわれるくらい効果的です。


多くの人が


”仕事”と”作業”の区別なく忙しくして

”作業”ばかりに体力も、精神力も、頭のメモリも

取られています。


たまには”自分から手放せる作業はなにがある?”と考えてみてください。

仕事もあなた自身もステージが1段上に上がりますよ。

まずは今回紹介した基準に沿って

仕事と作業を分けてみる
1日の仕事と作業に使っている時間ベースでだいたい何%ずつか出してみる

ということをやってみてください。


もしあなたが、経営者という立場

ゾッとするくらい”作業”しかやってないとしたら…

それはけっこう赤信号な状態かもしれません。


本日はここまで。

あなたの事業に利益が今より残り、あなたの事業と人生がもっとよくなることを願って。


PS.

ちなみに私は

”よっしゃ!仕事を忘れて遊ぶぞ〜!”

と、旅行にいくと

めちゃくちゃ仕事のアイデアが出てきます