暑すぎるので、夏服を買いにいきました

ここ最近、あまりにも暑いので

”オフの日用の半ズボンが欲しい…”

と、ふと思ったので服を買いにいきました。

休日にゆったり着れる設計の服として気に入っている

ブランドがあるのですが、ちょっと覗いてみると

夏物セールもすでに始まっているようなので

お店に入ってみました。

といっても、半ズボンもいっぱい…

半ズボンといってもいろいろあります。

サイズ感の違いや、太もも周りの太さ(シルエット)

色、材質、はき心地…


たくさん見ればみるほど…


”選ぶの楽しい!


ではなく


”うわぁ、いっぱいあって選ぶの面倒…帰ろかな…”


と考えていた矢先、何度か声かけしてくれていた

店員さんが、3タイプの半ズボンに絞ってくれて

試着しました。



”コレだな!”


というものがあったので、やっと購入にいたったワケです。

品揃えの落とし穴

なぜだかわかりませんが

売上がよろしくない時ほど

品揃えの充実に走ってしまうことってよくありますよね。



売上を立てる上で

商品点数


というのは重要な要素なのですが…


実は、やみくもに商品点数ばかり伸ばしても

お客さんが


迷ってしまう状況を作りすぎると…


”商品の前までは来て、買いそうなのにウンウン唸って…買わずに帰る”


というケースが増えてしまいます。

アメリカのジャムの話

ジャムの法則

という言葉をご存知でしょうか?

それはこんな話です。

—————-

アメリカのスーパーマーケットにジャムの試食ブースをつくり、
24種類のジャムと6種類のジャムを数時間ごとに入れ替えて提供し、
買い物客の反応を調べるという実験を行いました。

その結果、24種類のジャムを並べたときには、
買い物客の3%しか購入しませんでしたが、

6種類のジャムを並べたときには、
買い物客の30%近くが購入しました。

—————-


あまりにも選択肢が多すぎると逆に売れない。


ということが確認できた有名な実験の話ですね。

前半で私が陥っていた


”半ズボン多すぎて選ぶの面倒だから、もう帰りたい問題”


も、コレと同じ状況だったワケです。


ただし、注意して欲しいのはコレをそのまま鵜呑みにするのは

キケンということです。



思い返して欲しいのですが、あなたにも


・選ぶのが楽しくてウキウキしている時



・もう、誰かに決めてもらいたいくらい選択肢の多さにウンザリしている時


両方があるはずです。

つまり、あなたのお客さんにも

恐らく両方のタイプが存在しているはずです。

だからこそ、


・どちらのタイプのお客さんが傾向として多いか?

・選ぶのが面倒なタイプには勧めるものを決めているか?


というのはあなたのお客さんをよくみて


商品点数の拡大か?縮小か?それとも据え置きか?


を考えて欲しいのです。



まぁ、選ぶのが面倒系のお客さんへの


テッパンの対策


・セット商品をつくる

・こちらが選んだり、推薦してあげる


という方法があります。



こういった施策をすることで

お客さんの

”考えるストレス”を減らしながら売上もアップ

できますよね。

ヤバイ…ここまで20分くらいで書いてるけど

長くなりすぎた…。

と、反省の念が湧いてきたので…

本日はここまで。


あなたのお客さんは

選ぶストレスを抱えていませんか?

意外とそれを解決してあげるだけでも売上アップのヒントになりますよ。



あなたの事業に利益が今より残り、あなたの事業と人生がもっとよくなることを願って。

PS.
ちなみにお会計の時に気づいたのですが

買った3点の服のうち、セール価格だったのは1点だけでした。


”この店員さん…なかなかのやり手やで…”


と、思ったのはここだけの話です(笑)


PPS.
もちろんですが、この店員さんも

「このズボンなら、この服と、この服で合わせたほうがいいですね」


と、目の前で即席のセットを作りつつ、推薦してくれていました。


いやぁ、ほんとなんでも勉強になるよなぁ

メルマガのネタにもなるし。と

心の中で感謝していました。