あなたは「頑張ります!」ってよく使います?

あなたはふだんの会話の中で

「頑張ります!」
「頑張ろう!」


だったり


「気をつけます!」
「注意します!」


といった表現を使うことってありますか?


私はこれらの言葉や表現を”使わない”ように

毎日意識して過ごしています。

なんでだと思います?

昔お世話になった社長の話

ちょっとだけ私の昔ばなしをさせてください。

私が初めて転職した会社では

「頑張ります!」

「今後、気をつけます!」


という表現は禁止されていました。



ある日、当時の社長に呼ばれて

「日向くん〜、こんな目的でこんなことやりたいんだけどこの仕事任せていい?」

と、指示を受けたことがありました。


なので、私は反射的に

”わかりました!頑張ります!”

と回答すると…



社長がちょっと苦笑いしながら

「いや、頑張らなくていいから笑具体的になにをするつもりなのか教えて?」


と、言われた私は…


言葉に詰まってしまいました。。。

”頑張ります!”とその場では元気に回答したものの

じゃあどうやってその仕事をやるか?

はまったく真っ白だったのです。


その後、社長は


「やり方がわからないのであれば聞いていいから笑」

「じゃあ、具体的になにをやる必要がありそうか一緒に考えよう!」


と話ながら、ホワイトボードに目的、ゴールを書きながら、

どんな作業が必要か?それぞれ期限はいつか?

を決めていきました。

このエピソードを見たあなたは

きっとなぜ「頑張ります!」が禁止なのか?

が理解いただけたと思います。

あいまいな言葉や行動からはあいまいな結果しか生まれない

ふだんの生活で

”頑張る”

”気をつける”

といったあいまいな表現ばかりを使っていると

思考も行動もあいまいになりがちです。

もちろんですが、そんな状態では


結果が出るまでに時間もかかります

結果そのものがかなりあいまいなもの


になりがちです。

あいまいな言葉や行動からはあいまいな結果しか生まれない

「頑張ります!」禁止令もこの一環です。

具体的に行動に落としましょう!

じゃあ、どうやったらこういったことが回避できるのか?

それは、具体的な行動内容と期限を書き出して

計画と実行をする習慣をつけるしかありません。

実際にやってみると気づいていただけると思いますが

「頑張ります!」禁止令

は、”言うは易し、やるは難し”修行のようなものです。


もし、あなたが

これいいな、と思ったらまずはご自身で試してから

組織や部下に対しても使ってみてくださいね。


頑張ります! は

これ以上できる準備や行動はない!あとは天命を待つのみ!


といった状況下でのみ使いたいですね。



本日はここまで。

あなたの事業に利益が今より残り、あなたの事業と人生がもっとよくなることを願って。

PS.

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