月額課金(サブスク)ってご存知ですか?
昨年あたりから、日本でも浸透してきた月額課金(サブスクリプション)
ってご存知でしょうか?
簡単にいえば
定期的になんらかのサービスを提供するから毎月お金を払ってね。
というサービスです。
もっとも身近な例は新聞や雑誌の定期購読ですね。
今回のメールでは”サブスク”と呼んで解説します。
最近よく目にするものを例に挙げると…
-飲食店のサブスク
→月々4,000円で毎日ランチ無料!
-トヨタ 車のサブスクKINTO
→月々30,000円で保険、車検料込み!で車があなたのものに!
-XX新聞の定期購読
→一括払いの場合は1ヶ月分無料!
といった感じです。
元は、新聞や雑誌から他業界へ派生したサービスの形ですが
そもそもなんで話題になったのでしょうか?
みんながこぞってサブスクを始めた理由。
それは、毎月安定して、予測できる売上が、固定で入金されるから。
です。
一般的なサービス業でいえば、
今月は休みが多いから忙しくなりそうだ!
今月は雨が多くて、客足が落ちそうだ…
といったように、毎月毎月の売上はかなり変動します。
しかし、仮に
3,980円/月のランチ食べ放題に100名がサブスクとして登録された場合
(そもそも100人も入る店なのか?というツッコミがありそうですが、一例なのでこのまますすめます)
お客さんのクレジットカードから料金が引き落とされた時点で
39万8,000円が毎月固定で入ってきます。
これを読んでいるあなたが、もし毎月の売上を心配したことがあるとすれば…
こういった形での売上は…かなり理想的ではありませんか?
月初にまずはサブスクで40万円入ってくるから、あとはプラスで60万円売れば大丈夫!
と、安心感を得られます。
もちろんですが、サブスクを始めて失敗する人もいます。
よくある失敗例としては
-お店をオープンしてからすぐにサブスクを開始する。
-まだお客さんがいくらもいないのにサブスクを開始する。
上記のパターンは成功するのが中々、難しいです。
サブスクは同じ内容のものを多数の人に配布することで効果が最大化します。
つまり…
3人しかいないサブスク利用者のためにサブスクメニューを提供した場合、逆に赤字になる場合がほとんど…
その上、人数も増える見込みがなかった場合、毎月毎月しんどくなって結局やめる。
というパターンがあるあるです。
ある程度以上の人数が本当に申し込む!と見込めないと
余計に苦労が増えるだけなので、使い方にはご注意を。
基本的には事業を始めて数年以降で、一定の顧客リストがある上で、検討できる手法と理解してくださいね。
めちゃくちゃ知名度が高いか、お客さんが熱狂するほどたくさん集まるサービスなら別ですが…
たいていは立ち上げ時にコケます。
本日はここまで。
あなたの事業に利益が今より残り、あなたの事業と人生がもっとよくなることを願って。
PS.
ということで、儲かる仕組みがあっても
仕組みを理解して動かさないと、苦労する/失敗する。
ということが、今日のまとめです。