なかなかホンネを聞きづらい「ご予算はどれくらいですか?」

最近、コンサルティングをしているお客さんの

セールス/面談の現場に同行させてもらっています。



そんななか

「この答えってお客さんから引き出すの難しいよね〜」

と感じる質問が


”お客さんの本当の予算を聞き出すこと”

です。


セールス側からすれば、


質を見れば上は50万円の商品もあるし…

費用を抑えたいなら7万円前後からもあるし…


と、提案の範囲を絞りたくてよくする質問だと思うのですが

なかなか、ホンネの数字が出てこなくて、最終的に

”無言の空気の読み合い”

みたいな時間が始まります。

結果として、隣に地蔵のように座っている私もさらに無言になります。


しかし、ざっくりとお客さんの本当の予算を知る方法があるのですが…

この話、興味あります?

お客さんの限界予算を知る方法。

答えを先に言うと

「もうこの値段だったら検討することもない、検討外だ!と思う値段はいくらですか?」

と聞くことです。


そして、お客さんから出てきた金額に対して1.3で割り算した金額が

おおよその限界予算です。

例:お客さんの検討外の値段は20万円と言われた。

20万円 ÷ 1.3 =15.38万円

となります。


逆に即決してしまいそうな値段を知る方法もあります

先ほどの

検討外の値段が20万円と言われたお客さんが

「おっ?その値段で買えるの?」

と前のめりになりやすい金額を知る公式は1.7で割り算することになります。

例:お客さんの検討外の値段は20万円と言われた。

20万円 ÷ 1.7 =11.76万円

これが即決予算となります。

お客さんの予算感を知ることでセールスが加速する

お客さんから本当の予算額を聞かずに限界予算、即決予算を知ってしまえば…


「こいつと喋っても話にならんなぁ…」


という、お客さんの心の声を回避して


「え、それなら、これだったらいくらなの?」


とより具体的に話を膨らませていくことができます。

ちなみにこの情報は下記の書籍からの引用です。

日本実業出版社 佐藤 昌弘 著
凡人が最強営業マンに変わる魔法のセールストーク

自営業の方、営業担当者にわかり易くオススメできる書籍です。
大体1時間〜2時間で読めちゃいます。


私がAmazonでこの本の紹介ページを見ると

”2010年6月1日に購入しています。”

という表示がでてきました。

「もう10年前に買った本なんだぁ…けど、この本には本質が書いてあるからなぁ」

と、納得。


今はこの集客/セールスの分野を研究し始めて11年経っているので、

内容に反論する部分もあるのですが、97.3%の内容にほぼ同意できます。


ぜひ、参考にしてみてください。

本日はここまで。

あなたの事業に利益が今より残り、あなたの事業と人生がもっとよくなることを願って。

PS.
実は、もうひとつお客さんの予算感を知る方法があります…

まぁ、それは私とリアルであった時に質問してもらえれば教えますので

私に直接聞いてみてくださいね。

PPS.

なぜかわからないのですがこの本、私の周りではほとんどの方が持っています。

誰かに薦められたワケでもないのに、なぜかみんな持っている不思議な本です。

興味あれば手にとってみてください。

日本実業出版社 佐藤 昌弘 著
凡人が最強営業マンに変わる魔法のセールストーク