お客さんとの値下げバトル
営業あるある問題の代名詞ともいえる
お客さんからの
”高い!安くして!”
のひとこと。
きっとあなたもイヤと言うほど聞かされたことがあるのではないでしょうか?
「これじゃあウチに利益ないですよ…(泣)」
と言ってみたり
「すいません、これ以上は限界です…」
といっても、執拗に値下げ要求をしてくるお客さん…
困っちゃいますよね。
値下げバトルの果てに…
「この案件は絶対に競合に取られたくない…」
「これが売れれば売上目標は達成できそう…」
「初回取引だから、今回だけはこちらが泣くか…」
色々な誘惑の果てに、安価で受注してしまうことってありませんか?
結果として、利益はかなり減ってしまうけど
泣く泣く受注することってありますよね。
ただし、価格だけで判断するお客さんは
残念ながら次回も値切ってくることでしょう。
ただし、これを回避する方法があります。
りんごとみかんを比べてもらう
ここでの王道のやり方が
”りんごとみかんを比べてもらう”
ことです。
例えば…
-このダイエットサプリは1万円(1ヶ月分)です。
しかし、ジムに通うと高いものでは1万円/月の会費がかかる上に
あなたの貴重な休日まで取られてしまいます。
飲むだけのサプリメントとジムどちらを選びますか?
-このブランドの靴は10万円です。
しかし、普段使いできるデザインなので服に合わせやすく毎日だって履けます。
仮に毎日履いたとしたら、1日あたり、約274円です。
スタバのコーヒー1杯よりも安い値段で買えるとしたら安いと思いませんか?
-このサービス(商品)は20万円です。
しかし、営業マン1人を新しく雇うよりも多くの顧客を集めてくれます。
新しく従業員を雇う費用とこの従業員を食わせなければならない…と思う心労
これら比べればこちらの方が安いと思いませんか?
などなど。
ひとまず、思いつきで作成してみましたが例を挙げればこんな感じです。
-ダイエットサプリとジム
-ブランド物とスタバのコーヒー
-サービスと従業員給与
全く違うものを比較対象をして相手からの納得を得る。
つまり、
りんごとみかんを比べてもらう。
ということです。
どうです?
これは結構使えそうじゃないですか?
本日はここまで。
あなたの事業に利益が今より残り、あなたの事業と人生がもっとよくなることを願って。
PS.
そもそも論ですが、
値段が判断基準のお客さんや
値下げがないと買わないというお客さんは一定数存在します。
こういった方は自分のお客さんにはしない。
という選択肢があることも忘れないでくださいね。
私も値下げ対応はしないようにしています。