あなたの会社に”お宝”眠っていませんか?
長く継続的なコンサルティングをしている場合
お客さんの社内やスタッフさんの事情や性格,
社内資料の管理のやり方、考え方に過去の資料など
よく見えるようになります。
そんな時に確認しているのが
”過去にうまくいったチラシとかありませんか?”
のひとことです。
効果があったことを忘れる
ほとんどの会社には
過去にうまくいったことのある
-チラシ
-ダイレクトメール
-テレアポの取り方
-契約の取り方
-商品説明資料
などいろんなお宝のようなノウハウが眠っています。
しかし、
担当者が変わった、辞めた
ノウハウが引き継がれずに使わなくなった
過去に1度配ったことのあるチラシだからもう配っていない
などなど、
”効果があったことなのになんらかの理由でやらなくなったこと”
がたくさんあるはずです。
なのにそれを
-忘れてしまう、使い方がわからない
-そもそもそんなチラシや資料があったことすら忘れられる
-新しいことばかりに目が奪われる
といった理由で使われなくなってしまいます。
効果のあった広告は”繰り返し”使う
ここからは広告(チラシ、DM)などに絞って説明しますが
一度使ったことのあるチラシやDMって
”同じ内容、同じデザインのものは1度しか使えない”
と、思い込んでいる人はとても多いです。
しかし、私は効果のあったチラシは”繰り返し”使う
ことを推奨しています。
-季節性のある商品であれば来年ちょっとだけ文を変えて
-このチラシ3ヶ月前にも送ったけどな…というものでも効果があれば気にしない
というように基本的に”効果があるものは繰り返し”使う。
ようにしてもらっています。
けど、不思議ですよね?
効果があった方法なのになんで繰り返し使わないのでしょうか?
たいていの理由は…
”チラシや広告を出す側がなんとなく飽きたから”
です。
商いとは”飽きないこと”
実はチラシや広告って出す側からすると
イヤというほど、見飽きています。
だからこそ、効果があっても
「コレ、なんかもう飽きたよね?」
となりがちです。
しかし、広告はあくまで費用対効果を求めるものなので
”効果が出なくなったら変更を考え始める”
ように考えを変えてみてくださいね。
うまくいった方法、商品、仕組み、知恵は
基本的にどうすれば繰り返し再利用できるか?
という視点を忘れずに。
どれも結局飽きがきちゃうんですが…
商いとは”飽きないこと”
とはよくいったもので。
ヘンに新しいことばっかりに目がいかないように気をつけてくださいね。
本日はここまで。
あなたの事業に利益が今より残り、あなたの事業と人生がもっとよくなることを願って。
PS.
ちなみに会社員時代
客先むけに資料づくりをするときは
まずは
”社内にそのまま使えそうな資料はないか?”
と過去資料を探すことから実行していました。
商売が長くなると過去に誰かが解決済みの
問題もたくさんあります。
ムリして無から有を作らなくてもスキップできることって
けっこうありますよ。