【解答編】売上アップクイズ〜その１〜

今回のクイズのポイント

さて、今回のクイズの内容は…

またまた商品点数が増えたナガ○ヤの弁当。
こんなにたくさんの商品を短期間で作れるヒミツはナニ？！

でしたよね。

そして、ヒントは…

ぱおん〜〜なんちゃらという名前の弁当がなぜ３つあるのか？

というポイントから画像をよくみると答えがわかるかもしれません。

気になる解答は…？

さて、この商品開発スピードに隠された法則とはなんだったのでしょうか？

答えは、商品をたくさん作るときのシンプルな考え方にあります。

もったいぶらずに解答すると…

組み合わせの法則を使って、新商品を量産しています。

もうちょっと詳しく解説しますね。

さて、ポイントを解説してみます。

この組み合わせの法則を典型的に使っているのは、

・ぱおん平手打ち弁当

・ぱおんビリー南蛮弁当

・ぱおん反復横跳び弁当

上記の３つです。

画像をよーくみると
ぱおん〜〜と名前のつく弁当は

すべて、しょうが焼き（タルタルソース付き）が入っています。

そして、過去の弁当のネーミングから考えると

平手打ち＝トンカツ（チキンカツ？）

ビリー南蛮＝チキン南蛮

反復横跳び＝メンチカツ

であろうことが予想できます。（知らない人スイマセン）

仮に

しょうが焼き（ぱおん）：商品Aとする

トンカツ（平手打ち）：商品Bとする

上記で考えると、

新商品1：A+B弁当
＝ぱおん+平手打ち弁当＝しょうが焼き+トンカツ弁当

同様に考えると：

チキン南蛮（ビリー南蛮）：商品Cとする

メンチカツ（反復横跳び）：商品Dとする

新商品2：A+C弁当
＝ぱおん+ビリー南蛮弁当＝しょうが焼き+チキン南蛮弁当

新商品3：A+D弁当
＝ぱおん+反復横跳び＝しょうが焼き+メンチカツ弁当

というようになります。

あまり使わない単語がたくさん出てくるので
私も書いていて混乱してしまいましたが…

簡単に考えると下記のような感じです。

【組み合わせの法則】を使った商品量産法

商品A、商品B、商品Cを持っている。

新商品として新たに下記を作った。

新商品Z：商品A+B

新商品Y：商品A+C

新商品X：商品B+C

こうすると、開発/企画費ほぼゼロで新商品ができちゃうワケです。

種明かしされると、

「なんだそんなことか。」

と思う方は多いと思いますが、

これを実際に意図してやっている人は正直少ないです。

商品点数を増やして、売上増を狙うことはキホンのひとつです。

この内容があなたにとってのヒントになれば嬉しい限りです。

ちなみに
私は地元のスーパーに直接話を聞いたわけではないので、あくまで予想です（笑）。

まぁ、多分合ってますけどね。

本日はここまで。

あなたの事業に利益が今より残り、あなたの事業と人生がもっとよくなることを願って。

PS.

実はこのメールで伝えたかったことはもう一つあります。

それは…

ビジネスのヒントや答えは”すでにあなたの目の前にある”

ということです。

別にこの弁当でなくても…

似たような事例はいっぱいありますよね。

・スーパーのカレーセット（野菜）
→セットで買う方が１個あたりの値段では高いのに…
人参1本+玉ねぎ2個+じゃがいも1個
を組み合わせただけ。なのに売れる。

単価が高いので利益も上がるし、売れている定番商品。

・家電量販店の新生活応援セット

などなど、答えやヒントはすでに目にしていることが多いです。

日々の生活にアンテナをはると、面白い発見ばかりですよ。

森羅万象すべて自分の師である。

と考えながら、私はいつもアンテナ張っています。