ウチの母がよく使う”チョッキ”

最近、母によく言われるのが…

「チョッキまで着てどこ行くの?!」

のひとこと。

一瞬

(チョッキ??…あぁ、ベストのことね)

と、脳内変換してから会話が始まります。

しかし、実はベストすら古い言葉になっているようで…

最近は”ジレ”と呼ぶそうです。

これ以外でも

とっくり→タートルネック

チャック→ファスナー

ズボン→パンツ

背広→スーツ

ランニング→タンクトップ

と、例を挙げればキリがありませんよね…

お客さんの使う”言葉”に合わせる

例えば、あなたが服を販売しているとして…

若いお客さんが

「すいませーん、ジレってありますか?」

と言われた時に、それはなにか?とお客さんと確認したあと

「あぁ!チョッキのことね!」

といってしまうと、お客さんは…

「チョッキ?!おじいちゃんみたいなこと言いますね 笑」

と言われるかもしれません。

場合によっては…

”店自体が古臭い、ダサい”

なんて評判すら起こりかねません。



恐ろしいのは…

”全く同じ商品を売っているのに、言葉ひとつで印象が良くも悪くもなる”

ということです。

あなたのビジネスでもこんなこと起こっていませんか?

今回はわかりやすくするために、身近なファッションを例にとって伝えましたが

あなたのビジネスでも同じことが起こっていませんか?

・借り入れか、調達か、借金か

・設備か、機械か、マシンか

・事務所か、オフィスか

などなど、小さな違いですが、この違いの積み重ねで

お客さんからの印象も変わります。

また、経営者相手のお仕事をされているとすれば、言葉選びを見ている経営者はとても多いです。

正直いって、言葉の選び方ひとつでセールスの成約率も変わります

ポイントは

”あなたのお客さんが使う言葉に合わせていくこと”

あなたはお客さんと話す時に”言葉を選んで”いますか?

本日はここまで。

あなたの事業に利益が今より残り、あなたの事業と人生がもっとよくなることを願って。


PS.

補足ですが、

ポイントは

相手の言葉に合わせる

ことなので、年齢層高めの方に”チョッキ”を売りたいのであれば

”チョッキ”という表現のままで売る必要があります。

最新の言葉に合わせる、という意味ではないのでご注意ください。