本日の内容は、
20代への仕事の教え方。
です。
本日の内容は集客系ではなく、社長の仕事時間を減らす系の話です。
みやぞんの特殊能力。
毎週楽しみにしている数少ないテレビの一つとしてイッテQがあります。
いろんな出演者の方がいますが、みやぞんさんが新しい特技を習得する系の内容は毎回感心してしまいます。
習得する過程で直面する壁を、彼なりの理解で一気に突破してしまうからです。
彼の理解のパターン。
基本的に彼は現在、直面している技術的、精神的な壁を別の事象に置き換えて理解していますよね。
つい先日(2019年11月10日)の放送では、
回る十円玉が止まる直前の動きにヒントを得て
どうやればできるか?を理解したり
精神的な恐怖を
遊園地のアトラクションに置き換えて克服したり
一見、独特な理解をしているように見えます。
ですが、実は彼は”What”を理解することで、
行動を起こすことができ試行錯誤を自分でできてしまう人間なのです。
人間が行動をする前に必要な〇〇
基本的に人間は一定の理解や納得をした上でやっと行動に移すことができます。
この理解や納得をスキップすると…
・スランプのような状態になってしまい、行動できなくなる
・途中でなぜこの作業をやっているのかわからなくなる。
・なんとなく、気が乗らない。
・やる気が出るのを待つ。(しかし、待っていてもこない)
となってしまいがちです。
これを回避するためには以下の4パターンから相手に合わせて教え方を変える必要があります。
初心者に仕事を教える4パターン。
人の行動を促すトリガーは4つあると言われます。
それは…以下の4パターンです。
1.Why
2.What
3.How
4.What if
それぞれ、簡単に解説すると…
1.Why
→なぜ、これをやるといいのか?がわかると行動しやすくなる。
2.What
→類似例を教えると納得、行動しやすい。
大枠を伝えるとあとは自分で試行錯誤や理解をするみやぞんさんのパターンです。
3.How
→どうやれば良いのか??がわかれば行動に移せる。
コツとしては、Step by Stepでステップを細かくして教える。
接客を教える例でいえば:
顧客が15mまできたら相手と目を合わせる
2mまで近づいてきたところで3秒会釈する…
という風に細かく分けて教えると理解しやすい。
今の20代にはコレが一番効果的ですね。
4.What if
→もしやってみたらどうなるか?
(3時間、2日後などできるだけ短い期間での成果を想像させる)
といったパターンに分けられます。
身近なところでは新人教育にこの考え方を応用しやすいですね。
相手によって理解しやすいパターンは変わります。
先ほど、長々とパターンを説明しましたが…
相手によって理解しやすい説明の方法は違う。
ということです。
また、この4パターンの性質はどの人間も持ち合わせているのですが、AさんはWhatパターンで理解できることが多いなど、人によって濃淡があります。
たまには
「なんでコイツわからんねん!」
ではなく…
「この新人さんはどのパターンだと理解してくれやすいか実験してみよう」
と、教える側でも工夫してみるようにしたいですよね。
「いまどきの若いのは…」
と文句をいっても、ほとんどの人がこの世代とあと10年、20年は一緒に仕事するのですから、相手に伝わる方法を考える方がよっぽど近道ですよ。
本日はここまで。
あなたの事業に利益が今より残り、あなたの事業と人生がもっとよくなることを願って。
PS.
上海時代は営業課長をしており部下が12人いました。
現在の日本の20代と中国人のスタッフは共通する点が多く、中国で学んだ部下との接し方がそのまま使えるケースが少なくありません。