お客のニーズを探せ!の正解と間違い
よく、セールスに関する本やドラマ?などで
「顧客のニーズを探すんだ!!!」
なんてことをいってたりしますが…
ある意味では、
顧客のニーズを過度に考えることは間違いです。
たぶん、ここで終わるとアタマに???しか残らないので
ちょっと解説します。
必要なものは安く、欲しいものは高くなる
ちょっと考えてみて欲しいのですが…
世の中でニーズのあるもの、必要なものって何があります?
…
-食料品
-衣服
-日用品(洗剤、歯磨き粉、トイレットペーパーetc…)
例をあげればキリがありません。
私の住んでいる宮崎県でいえば、クルマも基本的には必要なもの
になってきますよね。
そして、ニーズのあるもの、必要なもの
であればあるほど、価格競争に巻き込まれていきます。
一方で欲しいもの(ウォンツのあるもの)は
お客さんの”欲しい!”の度合い次第でいくらでも高くなります。
-旅行
-高級車
-高級料理
などなど。
これらは必ずしも”必要なもの”ではありませんからね。
ここでちょっと気づいて欲しいことがあります。
食料は必要なもの、高級料理は欲しいもの
クルマは必要なもの、高級車は欲しいもの
これらの違いってなんでしょう???
”必要”をおしすぎると価格競争になりますよ…
端的にいってしまえば、お客さんから引き出す
”欲しい!”
の割合を高級料理や高級車では高くしています。
そしてもちろん、値段も高い。
逆を返せば”必要”をおしすぎれば、どうしても価格は安くなります。
なにせ類似品と比べられますからね。
おそらく、このメルマガを見ているあなたは
必要なものや必需品ではなく”欲しいもの”を売っているハズです。
けど、過度に”必要”であることをお客さんに伝えていませんか?
お客さんの中での”欲しい!”の割合をもっと多く引き出さないと…
結局、価格競争に苦しみますよ。
本日はここまで。
あなたの事業に利益が今より残り、あなたの事業と人生がもっとよくなることを願って。
PS.
ちなみにお客さんの”欲しい!”を引き出すためのヒントをお伝えしましょう。
それは…
”理想を売ること”
です。
よ〜く考えてみてください。