独自調査でわかった意外な結果
実はとある機会を利用してちょっとリサーチをしていました。
その内容は
”ホントは相手にしたくないけど売上のためにしょうがなく付き合っているお客さんはいますか?”
という質問です。
それぞれにビジネスをグングン進めている方々なので
さすがにこんな悩みはないかな〜?
と思っていたのですが…
意外や意外。
結構な数がこの質問に
”ホントは切りたいイヤな客がいる”
と回答していました。
イヤなお客はどんな客?
よくあるイヤなお客の典型としては…
-支払いを期日通りにしてくれない
-鬼のようなクレームばかり
-ドぎつい値下げ要求
-いろんなサービスを無料で求めてくる
などなど、おそらく例をあげればキリがないでしょう。
私のようなひとり型のビジネスであれば
こんなお客がひとりいるだけで、
時間が奪われ、精神力もすり減らされる
とダメージは絶大です。
組織型でやっていても、
スタッフがうつっぽくなっちゃったり
クレーム対応者の他の作業が進まない
と、影響は少なくありません。
最終的に社長が火消しに回らなければならないケースもあり
正直、切りたい…お客さんは誰しもいるようです。
イヤなお客は切りましょう
残念ながらすでにイヤなお客さんがいる場合
最終的なオススメは
ビジネスの関係を切ってしまう
ことです。
しかし、まずは
-対応に時間を割かれすぎている
-利益が全然出ないので仕事にならない
といった、困っている現状を正直に話し合いから始めるのがセオリーです。
けど、話が通じないのであれば
-値上げ宣言をして反応を見る
-強硬策で切ってしまう
という対応を進めるか考える必要があります。
そして、もっと大事なのは
次にお伝えする
”そもそも論”
系の話です。
そもそもイヤなお客は入らないようにする
私が以前勤めていた会社では
”買わないお客をあぶりだすチェックリスト”
というものが社内資料として存在していました。
これは、問い合わせが来てから
相談やアイデアを求める割に契約する気のない顧客
をあぶりだすためのチェックリストでした。
※コンサル業をしていると知恵だけタダで奪おうとする人は一定数存在します。
新人営業でも、ベテランでも
基本は最初の電話ヒアリング、メール対応で
このチェックリストをつけながら
このお客を訪問するか?否か?
を上司にチェックリストと合わせて個人的な意見を出していました。
要するにまとめると
”イヤなお客さんが入ってこないための仕組み、質問、条件整備”
を先にやっておくということです。
一度つながってしまえば”切る”のは容易ではありません。
人情とはそんなもんです。
だったら、
そもそも入ってこないようにする防止策(スクリーニング)
もしっかり作っておきましょうね。
あなたのイヤな客にもパターンがある
イヤな客が入ってこないようにするためには
あなたの”イヤな客の定義”を決める必要があります。
例を挙げるとすれば
-約束を守らない
-時間を守らない
-何度もリスケしてくる
などなど、紙に書き出してみるといろいろ出てくるはずです。
人によっては〇〇の業界は避けている。
といったようにもっと大きなカテゴリー
での定義の可能性もあります。
(どちらにせよ最終的に細分化する必要があります)
とある方は
-配慮のないタバコの吸い方をする人
-箸の使い方が汚い人
とは仕事をしない。
といった超細かな定義づけをしている方もいます。笑
こうやって一度リスト化していくと
あなたの中でもボンヤリしていたイヤなお客像がハッキリするので
発見や対処がしやすくなりますし
従業員にもそのままこのリストを共有して
チェックリストにしてしまうこともできます。
あなたにホントは相手にしたくないお客さんはいますか?
いるとすれば、そのお客にどれだけの時間や精神力を奪われていますか?
あなたのイヤなお客にはどんなパターンがありますか?
あなたの大切な未来の時間を奪われないように
ちょっと考えてみてください。
本日はここまで。
あなたの事業に利益が今より残り、あなたの事業と人生がもっとよくなることを願って。
PS.
ちなみに私も合わない方はバンバン切ってます。
お互いに時間を浪費してしまって
得はないですからね。
「人間関係はそれだけじゃないんだからガマンも大事だよ」
というご意見もあるかもしれません。
けど、私はそういった面倒ごとを排除するために
起業した面もあるのでこの手の意見には同意していません。
リスクとって起業して、心からイヤなことやるなんて
じゃあ会社員に戻ればいいのに。
と思ってしまいます。