以下は今回のインタビューの内容を背景も含めて文章化したものです。

日向:

本日は、無料相談をご利用いただいた中村健三さんへインタビューをさせていただきます。

いらっしゃっているのは中村さんと愛犬のロンちゃんです。

まずは、中村さんの自己紹介をお願いいたします。(詳細は以下の略歴をご覧ください)

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昭和41年 4月 日本大学獣医学部入学(その後、中退)

昭和43年 4月 日本放送協会(NHK)福岡放送局

昭和43年 11月 朝日新聞西部本社カメラ編成部

昭和46年 4月 ケンウッド(株)東京本社

昭和52年 3月 独立 セントラルビル管理(株)設立 代表取締役就任 資本金1,000万円

昭和54年 3月 (株)宮崎ファスニング設立 代表取締役就任 資本金1,000万円

昭和56年 8月 セントラルグループ事業共同組合設立 理事長就任

昭和61年 6月 宮崎離島南郷石蕗の里 オープン

平成2年 3月 大嶋リゾートアイランド(株)設立 代表取締役就任 資本金5,000万円

平成11年 1月 宮崎サンシャインFM(株)設立 代表取締役就任 資本金9,500万円

平成16年 1月 上記、同社退任

平成18年 3月 セントラルビル管理(株)をMKホールディングス株式会社に変更 代表取締役就任 資本金1,000万円

役職歴:

元 日本青年会議所 経営開発委員会副会長 執行

元 宮崎貿易協会理事

元 宮崎県中小企業団体中央会理事

元 宮崎県中小企業団体中央会青年部会長

元 宮崎県躯体外壁事業協同組合理事長

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日向:

今、経営されている会社はMKホールディングスさんですよね?

中村さん:

はい。

日向:

実際には会社としては4社を持たれているということでよろしいのでしょうか?

中村さん:そうですね。

宮崎警友興信所

セントラルビル管理(株)

御用聞き代行

代行サービス宮崎 の4社になりますね。

(実際にはペットシッター事業もあるため計5つの会社を経営されている)

日向:

ホールディングス体制になってからは何年くらいになりますか?

最初のセントラルビル管理から考えると40数年になります。

今回、無料相談サービスをご利用いただきましたが、そもそも相談をされる前に悩まれていたことは何でしたか?

中村さん:

今はケータイが主流になっているためパソコンで閲覧するHP以外の集客手段がないかを悩んでいました。

これがきっかけで日向さんに相談させてもらいました。

日向:

要約してみると、お客さんをどうやって集めるか?という点がお困りだったのですね。

ちなみに具体的なお悩みのエピソードはありますか?

中村さん:

そうですね、今でいえばコロナの影響はありますね。

確かにそこは大きいですね。

日向:

私に最初に連絡をいただいたのは3月の頭ころだったと記憶していますが、その時点で既にコロナの影響があったのでしょうか?

中村さん:

ありましたね。

日向:

既にあったのですね。

その過程で、インターネットなり、スマホなりでの集客を考え始めたのですね。

けど、顧客が減ったことでどのように困っていたのでしょうか?

中村さん:

やっぱりなんとかしなければならないなという考えになりました。

パソコンだけでもダメなので(日向のアドバイスを受けて)8,000円/月くらいの電話帳広告を早速始めてみました。

結局、待っているだけではお客さんはこない。だからこそなにか仕掛けていかなければと考えていました。

なので日向さんに相談させてもらいました。

日向:

具体的には漠然と待っているだけ、という状態がイヤだったということでしょうか?

中村さん:

そうですね、待つのはイヤですね。

やっぱり、仕事はこちらから仕掛けていかないとならない、というのが僕の原則なんです。

待っていても何もこない、”なにか”を仕掛けなければならない…そう考えていました。

それでは、これまでは宮日のナビぷらさんなどにスポットで広告を出していたのでしょうか?

中村さん:

(別事業では広告を出しているが)探偵は広告がナビぷらでは出せないんですよ。

そこが困りどころでした。

日向:

これまでは探偵業(警友)の方に10件/年は問い合わせが来ていたそうですがあれは電話帳広告ではなかったのですか?

中村さん:

いえ、それは電話帳に社名が記載されているだけで、広告ではありませんでした。

(今回3月から新規で掲載を始めた電話帳広告とは全く別のもの)

10件/年と考えると、この事業だけでも300万円/年になりますね。

日向:

30万円×10件なので、この一つの事業だけで300万円の売り上げになるわけですね。

例えば、他の3つの事業を伸ばせば、探偵業の方は今までと同じでいいか、とは考えなかったのでしょうか?

中村さん:

なので、ペットシッターの事業もやっています。

また、年金もあるのでそもそもそんなに働く必要もありません。

それでも、事業を続けるのはやはり起業すること自体が好きということがありますね。

そして、儲かり始めると急に事業に対する面白みを感じなくなっていくんです。

(笑)

贅沢な悩みですけどね。

日向:

ということは、探偵業(警友)はずっと事業として続いてはいるけども

以前は電話帳に広告ではなく社名を記載しているだけで、こちらから集客を仕掛けていたわけではないのですね?

中村さん:

そういうことになりますね。

探偵業(警友)は口コミで拡がるということがないですからね。

日向:

そうなんですよね、探偵業(警友)がちょっと特殊なのはリピートというのが基本的にないですよね?

中村さん:

ないですね~。

考えてみれば、浮気調査などのリピートがあったらちょっとおかしいですもんね。

中村さん:

各個人の秘密もありますからね。

なので、リピートは望めない…状態で、口コミがあればラッキーだけど…そんなに拡がりやすいものでもないですからね。

中村さん:

ペットシッターは口コミで拡がっていきますが、やはり探偵業(警友)は特殊な事業になりますね。

日向:

なので、ここまでの内容を少しまとめると

探偵業(警友)のお客さんをもう少し伸ばしたい、と考えた時に相談をいただいたのですね。

ちなみに日向を知ったきっかけって…このFAXDMでしたよね?

中村さん:

そうそう。最初は「なぜウチに届いたのだろうか?」と不思議でした。

内容を見てみると気になる点やわからない点もあったので連絡してみました。

日向:

けど、わからない点や???という点があれば、まぁいいやと諦めて連絡しないのが普通ではありませんか?

中村さん:

いや、どういう方なのか会ってみたいと興味が湧いて連絡してみました。

そして、会ってみたらすごくよかったです。

日向:

いやいやいや、そんな褒めていただかなくて大丈夫です!

思った通りのことをこのインタビューではお話しください。

中村さん:

いやいや、けど本当にそういう感想を持ちました。

日向:

ちなみになんの言葉が引っかかって、連絡をいただいたのでしょうか?

FAXのチラシを見ても興味がなかったら

「こんなヤツ知らないし、興味もないから連絡なんてしない」私だったら、となるのですが…

中村さん:

私は、わからないと思ったり、興味を持ったことは絶対に聞くことにしているんです。

「動画無料でプレゼント…どんな動画なのかな?」

といった感じですね。

日向:

そうですね(笑)

この時は人手を増やさずに売り上げアップをする動画の無料プレゼントでしたね。

初めてお会いした時が中村さん個人所有のクルザーでの面談(相談)だったのでびっくりした覚えがあります。

その時の私の第一印象はどうでしたか?

中村さん:

誠実な印象を受けました。

ピシャッとした格好をして相談にのってくれましたからね。

なので、最初はメールでお礼を送るつもりでしたが、ハガキをしたためて今回の相談の感謝状として送りました。

最初の相談の時点でよく話を聞いて理解してくれて、これまで電話帳へ社名を書いているだけで問い合わせがあるのであれば、ウェブの広告へ無理に広告を拡げるよりも市町村別版の電話帳に広告を載せた方がよいのでは?

という意見を聞いて、考えに納得したこと、市町村別の電話帳が存在するという発見がありました。

せっかく、僕に営業しに来ようと思っていたのだと思いますが

むしろ、どんどん考えが拡がる考え方や情報を教えてもらい、改めて誠実な人なんだなと感じました。

だからこそ、僕にできることであれば応援してあげたい、と今は思っています。それが本音の感想ですね。

日向:

当時、私と最初にお電話した時ってインスタグラムがどうとかお話されてませんでしたっけ?

中村さん:

そうですね、当時インスタグラムはよく目にしていましたからね。

日向:

なので、パソコン(HP)による集客だけではなく、スマホ向けの広告もやらなければいけなんじゃないか?

と考えられたということですね?

確かに街中でインスタグラムの表示はよく目にしますよね。

それがあって、最初に「インスタグラム」という言葉が出てきたのですね。

私から無料相談の際に、インスタグラム、Facebookなどの性別、年齢別でのユーザー分布のグラフを紹介して、そもそもインスタグラムってどういう層の人が使っているのか?ということを紹介しました。

今回の無料相談を通じて、私と話をした後に改めてインスタグラムやってみようと思いますか?

中村さん:

あの表はわかりやすくてよかったよね!

今回の無料相談をしたおかげで、インスタグラムには手を出さない、出す必要がない。

という判断ができましたね。

日向:

結果として、間違った広告への投資をしなくて済みましたよね。

インスタグラムのメインユーザー層は20代女性ですからね。

中村さん:

そうそう、そんなところに広告費を使っていたら話にならないことになることでしたよ!

日向:

そもそも、探偵業(警友)のターゲット層は40代、50代でしたからね。

今回の無料相談を受けた後の変化はなにかありましたか?

中村さん:

以前は、テレビやスマホなどで”インスタグラム”といった言葉を見かけるたびに、これをやるべきなのだろうか?

と迷っていました。しかし、今はまったく気にすることがなくなりましたね。

日向:

なので、今までは”インスタグラム”といった言葉を見かけるたびにモヤモヤしていたのが、今回の相談を通じて自分には必要ではないツールである、という判断ができるようになったということですね。

中村さん:

そうですね、モヤモヤする時間も減りました。

以前はいつもインスタグラムを意識して「やるべきなのか?」と考えていたので、夜も眠れなかったですからね

日向:

確かに、”インスタグラム”とはなんなのか?に対する理解が得体の知れないものだったとしたら判断ができないのでモヤモヤしますよね。

しかし、実体がつかめれば

「それは自分にとって使える道具なのか?」

「今の自分の目的に適したものなのか?」

が判断できるようになりますもんね。

それ以外で想定してなかった変化ってありますか?

中村さん:

そうですね、日向さんからの意見を元にまずは電話帳への広告を試してみることにしました。

以前、串間のいこいの里という旅館を経営していた時期もありましたが、思い返せばその時は電話帳広告を使っていました。

やっぱり田舎の人は電話帳を使っているのかな、と考えるようになりました。

日向:

確かに、ウチの母のエピソードにもこんなことがありました。

ついこの前、母が出勤しようとしたらいきなり車のエンジンがかからなかったそうです。

出勤時間に遅れるわけにはいかない!と思い、タクシーを呼ぶことにしたそうです。

しかし、タクシー会社の電話番号を調べるときに母がした行動は

自分のスマホで検索するのではなく、電話帳を調べる。 でした。

こういったように、思い立った時に電話帳を調べるといった行為は年齢層によって差が出ますよね。

このような実体験もあって、中村さんからの相談への回答としては

変にスマホやウェブの広告に手を出すよりも、既に社名を載せるだけで成果が出ている電話帳への広告を強化すること。

でした。

日向:

今後の展望はありますか?

中村さん:

そうねぇ、結構ほとんどの夢は叶えたからねぇ。

確かに、クルーザーもあるし、海外も旅行たくさんしたし、やりたいこともやりきったからねぇ。

強いて言えば、バハマのナッソーはもう一回いってもいいかな。

今は、仕事をする一番の理由はボケないことがあるかもね(笑)

日向:

コロナが落ち着いたらまた、いろいろなところへ行けるといいですね。

さて、今回は無料相談をご利用いただいたMKホールディングス社長の中村健三さんへインタビューさせてもらいました。

中村さんありがとうございました。