とある方が新聞広告を出していました

ご自身で複数の事業をされている社長さんから相談が届きました。


話を聞いてみると…

新聞に広告を載せたものの思った以上に効果がでなかったとのこと。

※ちなみにこの方は私のアドバイスで広告を出したのではなく、自主的に既に出していました。


この方がなぜ新聞に広告を出しのか?というと…

数ヶ月前に事業Aの広告を出した時に1回の掲載で61件の問い合わせがきたからだそうです。

そこで、まったく別の事業Bの広告も同じ新聞広告を出すことを決めて、ウキウキしながら待っていたそうです。

しかし…結果はたったの3件

その事業の利益から考えると、今回の広告作戦は赤字だったそうです。

あなたならドコが問題だったと考えます?

まったく同じ紙面に広告を出したのに…

事業A…61件

事業B…3件

全然違う結果がでてしまいました。

ちなみに事業AとBは商品も客層も価格帯もまったく異なるものです。


こういった場合に困るのは

”いったいナニを改善すれば効果がでるのか?”

という問題です。


・広告に書いたメッセージが悪かったのだろうか?

・広告を出したタイミングが悪かったのだろうか?

・広告を出した日が雨だったから悪かったのだろうか?


などなど、細かな点で悩めばキリがありませんよね。

ただし、事業Bの広告で効果がでなかった理由は…

恐らく、上記の3つどれでもありません

この広告で真っ先に改善を考えるべき点…それは…

こんなに差が出てしまった広告の効果…

事業Bの広告を次に改善する場合に最優先で考えた方がいいのは…

”別のメディアに広告を出すこと”

です。

私は実際にどちらの広告のメッセージも見させてもらいましたが

特別メッセージに悪い点は見当たりません。

それでも、これだけ大きな効果の差が出ているということは…

事業Bの対象となるお客さん(ターゲット)が”そもそもこの新聞を見ていない”

可能性の方が高いです。

ここに気づいておかないと、事業Bに対して効果の出ないメディアに

永遠と見当違いのポイントの改善をしながら広告を出し続けることになってしまいます。


あなたも広告を出したあとの改善点を考える際に、こんな間違いをしないように気をつけてくださいね。


本日はここまで。

あなたの事業に利益が今より残り、あなたの事業と人生がもっとよくなることを願って。

PS.

東京のコロナの罹患数を見ていると…

そろそろ、宮崎でもこれまで通りの営業のやり方ができなくなってくる可能性が上がってきます。

「攻める」つもりの方は次の手を考えておくことを強くオススメします。